The Eye Of The Hurricane

嵐の週末レッスンを無事に終え、ほっと一息。
ということで本日はこんなチョイスで曲紹介を。台風らしい曲はいくつも思いつくのですが、台風の曲となると、真っ先に出てくるのがハービーハンコックのこの曲。全12小節のブルース形式を利用した彼のオリジナル。これがインプロヴァイズしようとすると思いっきりセンスが出てしまうのが難しいところ。どれだけ自分の中にフレーズのパターンを持っているか、それをモチーフにして展開できるか。。

と、私の解説よりこちらを。文句なしのメンバーなので、ようつべ貼ります。(笑)
なんと懐かしきマウントフジでのものです。

VSOP The Quintet Reunion / Eye Of The Hurricane (1986)
Freddie Hubbard:tp
Joe Henderson:ts
Herbie Hancock:p
Ron Carter:b
Tony Williams:ds

もうですね、トニーがキレッキレ。。笑うしかない。このドラミングは唯一無二です。。感化されますね、こういう人と一緒にプレイすると。彼とやりたいミュージシャンがあとを絶たなかったのがわかる気がします。あの辛島文雄さんもそんなことおっしゃってましたしね。そのためのアルバムも作られました。

しかし、トニーの黄色のドラムセットをブルーノートで初めて観た時はびっくりしたというか、おったまげーでしたね。。(バブルか!)

ところで、こうしてupしておいてなんなんですが、これを聴いて「すごい」とか「かっこいい」とか思う人は、俗に言う「難しいジャズ」についていけると思います。ハービーの「どジャズもの」はすべて玄人好み。カンタロープとか、あのヘッドハンターズあたりのジャズファンクの曲は、踊れるジャズ、ということでも売り出してましたから万人受けします。けど、こういうセッションは、あまり馴染みのないひとが聴くと「なんだかわからないけどすごかった」と敬遠してしまうことも。ジャズにも、きちんと正装してカクテルなんかを片手におしゃれに聴けるものから、才能のぶつかり合いのような演奏まで、いろいろあります。(私はどちらも好きです)

映像は1986年。ハービーも若いなぁ。あの頃はマウントフジに、ライブアンダーザスカイもありましたね。何回行ったかなぁ。いま私の住む地域で行われているジャズイベントは、東京ジャズや横浜のプロムナードあたりでしょうか。

あの澄み切った空気の中で鳴り響く楽器の音。。開放感溢れる野外イベントが恋しいですね。そういえば台風の中、急遽ユニクロで雨具をいくつか買い、羽織りながら聴いた年もありました。また復活して欲しいなと思います。