戦場のメリークリスマス

早いもので11月も後半。あと1ヶ月もすれば、街中がクリスマスムードですね。我が教室の生徒さんも、レッスンでは既にクリスマスソング特集となりつつあります。^^)☆

さて、クリスマスソングといっても昨今はたくさんありますが、毎年、高校生からおとなの生徒さんほどのご年齢の方から弾きたいとリクエストをいただくのが、この教授(坂本龍一さん)の曲、通称、戦メリです。あの有名なフラット系のメロディーは、理論がわかる方にはお馴染みのペンタトニックスケールで、かつ平行4度を利用しています。この4度のハーモニーは、ジャズではモード感を出すのに欠かせない度数であり、また、それを単独で使うと非常に東洋的な響きが得られるということで、さすが教授、すべて計算されたかのような作りになっています。

というわけで、今年もどなたか素敵な演奏をupしていないかなとyoutubeで検索してみたら、なんと、教授自身のスタジオtakeを見つけました。(コンサートだと音場の効果で音色が増幅されてしまうのでこれは貴重です。)

Ryuichi Sakamoto – Merry Christmas Mr.Lawrence

出だしの3連符からして本当に鐘の音のようなイメージを喚起させてくれます。構成も穏やかなディナーミクから緊張感のあるユニゾン連打を経てクライマックスへ。教授の世界観、引き込まれます。。

作曲家が、御自分の曲をみずから弾く演奏というのは、とても勉強になるものです。なぜかといいますと、どの音にどんな色をもって来ているのか、とか、コードチェンジする時にどう世界を変えたいのか、このフォルテはどんなフォルテなのか、などなど、楽譜には書いていない細かなニュアンスを伝えてくれるからです。

教授も御年65歳ですか。。早いなぁ。。白髪になったお姿でこうして弾いていらっしゃるのをみると、なんだかより感動的でもあります。