危険な関係のブルース – No Problem

秋も深まり、色づいていた葉っぱたちも落ち葉となって、地面が絵画のようになってきましたね。サクサクと落ち葉を踏んでいると、音にも色々あっておもしろいです。

さて、季節が冬へと向かうと聴きたくなるのがデュークジョーダンの「Flight to Denmark」というアルバム。デュークというピアニストは、たくさんのパッセージや音を使っているわけではないのですが、それが逆に個性になっています。ジャズというのはおもしろいもので、音数が少なければ少ないほど、どこか影を帯びたような渋さが増すものです。

私はこの中の1曲目である「No problem」が大好きで、初めて聴いたのは大学を卒業したあたりでしょうか、このなんとも魅惑的なメロディーの虜になったものです。あとで、映画好きな母から「危険な関係」というジェラールフィリップとジャンヌモローの映画の主題歌であることを知り、今度は映画も夢中になって観たものでした。

 
フレージングがほとんどアルバムと同じですが、音選びは一新されています。いいですね、やっぱりデューク節。分かりやすいフレーズなので、比較してみると面白いと思います。