Fly Me To The Moon

昨夜の東京はお月様がとーっても綺麗でした。ツルツルピカピカ、手を伸ばしたら届きそうなくらい大きくて。秋の夜空、こう空気が澄んでいるといちだんと輝きが増して見えます。

お月様の曲というと、クラシックではベートーベンの月光ソナタやドビュッシーの月の光など。どちらも神秘的、幻想的なイメージです。いっぽうジャズのスタンダード、Fly Me To The Moonは恋の歌。お月様を見て喚起されるイメージもそれぞれで一興ですね。

さて、ジャズのFly Me〜について書きますと、この曲は4ビートにもボサノバにもワルツにもなれる変幻自在なナンバーなのでリズムでも遊べますし、コード進行はダイアトニックによるなだらかな4度進行なので、ジャズ初心者の生徒さんたちにも大変人気があります。

タイトル、日本語では「私を月に連れてって」となりますが、むかし歌伴(お歌の伴奏)の仕事をしていたとき、ボーカルが「私を月に飛ばして」と曲紹介してズッコケた思い出があります。個人的には、3、2、1、発射どーん!よりは、ふわふわと軽やかに、こう、手のひら(夜風)に乗せられる感じが好みです。。(笑)

インストのアーティストも演っていますが(オスカーとか)、やっぱりこの曲は歌詞が良いのでボーカルで聴きたい。となるともうこの人しかいないです。特にこの映像はバックもかなりよくて最高です。

 
ペギー・リー。私が持っているアルバムに写っている彼女はとても若くてキュートな感じですが、この年季の入った彼女もまた素敵。音楽は歳を重ねるごとに深みが増す、とよく言いますが、まさにこのことだなぁと思ったりします。