音楽の効能

先日、某大手出版社の「子供に習い事をさせるなら音楽が一択の理由」という記事を読みました。それによるとミュージシャンになった人たちは、数学力、読解力、語彙力、運動能力、空間能力、作業記憶といった点で、非ミュージシャンよりも優位にあると説いています。

確かにひとつの作品を人前でパフォーマンスできるようになるまでには、いろいろな能力が必要です。たとえば、ある名曲をステージで弾くとなると、まず楽譜を読む=読解力、練習をする=運動能力、ひとつひとつのリズムやメロディーを覚える=数学力と語彙力、鳴らした音が返ってくるのを自分で聴く(音場)=空間能力、暗譜する=作業記憶、などなど。それに加え、集中力と心理面でのタフさも磨かれていきます。

こう書いてみると、超人みたいですね。。(笑)

そういえば音楽は何系?と聞かれることがよくありますが、こうしてみると理系も文系も、それから体育系も入っていますし、万能系と言ったらカッコ良すぎでしょうか。。

また先の記事には、ある音楽講師の「なぜ自分は音楽を教えるのか」という考えについてもこう記されています。

「人間らしく美意識を育み、多くの愛、共感、優しさなど、豊かに生きられる技を得て欲しい。つまるところ、それが幸福な人生となり得るから。」

私も一講師として共感するところがとても多い記事でした。どんな曲や演奏の中にも、様々な背景やメッセージが隠れています。それらを感じるひとつの行動として音楽を奏でることは、人生に深みや味わい、創造力をもたらしてくれると思っています。