ビハインド・ザ・ビート

「ミスティ」の作曲家として有名なエロルガーナー。
彼は音楽好きの両親の影響でピアノは3歳からスタートしました。左利きであったことから、ビートを感じるのは主に右手より左手。そのため、ジャズ特有の「ビハインド・ザ・ビート」と呼ばれる後ノリの演奏が主流でした。

これを聴くとそれがよくわかります。

 
「ミスティ」は私も大好きなナンバー。特にテーマ1,2小節目で提示されるメロディーが独特です。コードとの関係でいうとE♭M7の時に7度の音を使い、そこからⅣへ行くためのⅡーⅤとして、B♭m7で3度を使っています。どちらも1度や5度の音ではないので、少し浮遊感がありますね。これが出だしなので非常に特徴的。

ところで「ミスティ」の旋律が頭に浮かんだとき飛行機の中にいたというのは有名なお話です。浮かんだ瞬間は雲の上だったのかな?下かな?それとも雲の中だったのかな。。

映像では彼の左手がリズム隊、右手がソロ楽器のように、各々少しズレているのがわかります。この弾き方はアップテンポよりも、こうしたバラードで非常に顕著に出てきます。彼のグルーヴ、これまた真似したいものですね。